美容室・サロンコンサル/ワタナベタツヤのblog

ワタナベタツヤ/サロンコンサルタント・現役フリーランス美容師のブログ。

美容室のDX化はまずGoogle work spaceの活用を!


こんにちは!

コンサルタントのワタナベです。

今世の中ではDX化が叫ばれていますが、DXという言葉は知ご存じでしょうか?

 

ご存知ない方の為に…

DX(デジタルトランスフォーメーション)とはデシダル化を勧める事で人の生活をより豊かにしていこうという世の中の流れです。

身近なところであればコンビニのセルフレジ、マクドナルドの電子メニューボード、キャッシュレス決済などもこの類です。

 

では美容室でどういったDXを図ればいいのでしょうか?

 

 

1.美容室でD Xするにはまずはタスク管理もしくは業績管理から

 

美容室でDX化を図るには、まずはスタッフや経営者向けの内部業務に関してのDX化をお勧めします。

理由は

 

  • 顧客向けのDXは機材の導入に費用がかかる場合が多いが、経営者やスタッフ向けのDXは比較的費用がかからず出来る
  • DX化により、サロンワークやマネジメントのオペレーションを最適化する事で、今までの業務スピードを短縮する事が出来る

 

この2点です。

顧客向けのDX、例えばオートシャンプーやオートヘッドスパなどはそれなりに費用がかかる上、売上が上がるかどうかはやってみないとわかりません。

しかし、内部向けのDXであれば低コストで確実に利益が上がります。確実に。です。

正確には、DX化により業務スピードを速めることで時間が捻出できる様になり、利益を上げる為の施策に時間を費やせるという意味です。

 

小規模店舗なら売上管理、在庫管理など業務管理から始め、店舗拡大を視野に入れているサロン様であればプロジェクトのタスク管理などをDX化する事をお勧めします。

 

2.『見えること、忘れないこと、間違えないこと』

私はどんな仕事においても『見えること、忘れないこと、間違えないこと』これが重要だと思っています。

 

  • 見えること=頭の中で考えたこと、会議で話し合った事、全て可視化することが重要です。他のメンバーと共通認識を正しく持つこと、自分の思考を整理し、さらに向上させ、他人に伝えやすくすること。可視化する事で自他含めより具体的なビジョンを想像できます。
  • 忘れないこと=いつでもどこでもすぐに自分のタスクやプロジェクトにおいて重要な情報などを見返せる事。重要なことよりも新しいことに目が行きがちなのが人間です。古いことはどんどん忘れていきます。仕事を整理したり、大事な理念やイメージをいつも頭の真ん中に置いておける事でスムーズに仕事が進みます。
  • 間違えないこと=間違える事は誰にでもあります。しかし、当然ですが、間違えない方が仕事は早いに決まっています。失敗を恐れないのは大事ですが、重要な意思決定であればある程、間違えた時の損失は大きくなります。普段の細かい仕事からエラーを減らす事。重要な意思決定において必要な情報がしっかりストックされるよう整理し、日常でのエラーを減らす習慣が意思決定の精度を上げます。

 

つまり『見えること、忘れないこと、間違えないこと』は情報を整理する事です。これはプロジェクトメンバーが増えれば増えるほど必要性を感じやすいと思いますが、実は個人単位でも十分効果的です。私は自分の能力を過信してません。常に自分の能力を疑っている為、不足している部分をPCに補ってもらっています。

私にはとても覚えていられないような量の情報をPCは全て覚えていてくれます。またそれを整理し、分かりやすく人に伝えてくれます。必要な情報はいつでも見て確認でき、計算させても絶対に間違えません。

中でも、特に自分の思考を可視化する習慣をつける事はとても大事です。

マインドマップや相関図など、図や絵を使って情報を整理すると、より自分の思考が明確になります。

自分の思考を可視化する事は、より自分の考えを成熟させ、創造性を高めます。

これらは全て、PCがあれば出来ます。

 

3.美容室のDXはまずGoogleワークスペースから!

『見えること、忘れないこと、間違えないこと』を徹底するには、Googleワークスペースが便利です。

クラウド上で誰とでも簡単に情報を共有編集できるのでタスクや業務管理にはうってつけです。

特にチームで仕事している方や、店舗展開をご検討されている経営者様は、コアメンバー内でのプロジェクト管理にご活用ください。

ネット上で便利なテンプレートも簡単に落とせます。

PCの活用、DX化は今後多店舗展開をしていく予定のサロン様であれば、1店舗の時から、コアメンバーにデジタルを駆使した仕事に対応してもらうことで多店舗のマネジメントもスムーズに行えます。

 

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美容室に必要なデータ分析とは?

 



こんにちは!

コンサルタントのワタナベです。

美容師という職業は、常に目の前のお客様と、そのお客様を綺麗にするための技術と向き合っている仕事ですね。

その為、デスクワークをする経験が少なく、経営者になるタイミングでもデータ分析や数字が苦手な方も多くいらっしゃいます。

 

しかし、データ分析はサロンを経営していく上でとても重要です。



 

⒈ 美容室経営に何故データ分析が必要なのか?

まず、データ分析とは、データの集計と解析です。これらは

 

  • おそらくこうであろう
  • 多分このくらいだった

 

という、感覚での予測や結果の回収と、事実とのギャップを埋める事にあります

データの集計と分析で、特に重要なのが現状把握です。自身がおこなった施策の結果がどうだったのかを正しく把握すること。そして、それは経営において重要な意思決定をする際に大いに参考になるはずです。

 

過去データから特に参考にすべきなのは失敗したものや無駄なものです。

故・野村克也氏が言っておりました『勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議の負け無し』という言葉通り、たまたま運が良く売上が上がる事はあっても、たまたま売上が上がらないというものはありません。1店舗での成功データを共有、流用したりする場合は、確実性の高い再現性を持たせる事が重要です。

つまり、過去データ分析の目的は、主に失敗や無駄の洗い出しです。問題解決の手段はデータの中にはありません。

 

現在のマーケティングの主流はデータベースではなく、価値観ベースです。単純な数字の計算だけで改善施策を導き出す事はなかなか難しくなっています。

 

 

⒉ 美容室のデータ分析は、とにかく鮮度が命!

データ集計、分析において最も重要なのは『鮮度』です。

データというのはどんどん古くなります。状況は刻一刻と変わるので、去年のデータと先月のデータであれば、大抵の場合は先月のデータの方が重要です。

また、経営者の方なら、事業のスピード感や意思決定のタイミングの遅れが命取りになることを良くご存知だち思います。

欲しい時に、欲しいデータがすぐ出るというのが非常に重要です。いくら精度の高い集計データでも、算出に時間がか買ってしまうのであれば価値は下がってしまいます。

 

また、なるべくキャッシュをベースに数字を管理する事も重要です。

 

〜率、といった数字も重要ではあるんですが、そのパフォーマンスがいくら高くても、特に店舗数が少ないうちは、率計算よリも現金収支の状態の方がよりシビアだと思います。

POSレジなどはコストはかかりますが、キャッシュベースでのデータ集計には最適です。

コストをかけずにやるとしても、特に重要だと思う数字は、最低でも月単位、できれば日単位ですぐに集計できるオペレージョンが必要です。

 

 

 

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上場企業のヘアサロン、Agu.グループの会議に出席

こんにちは!

コンサルタントの渡部です。

 

昨日は、上場企業であるAguグループ、(株)BELL TREE様の店長総会に出席させて頂きました。

元々私もAguでサロンワークをしており、現在は50店舗のコストマネジメントを担当させて頂いており、とてもお世話になっている企業様です。

 

青山のミルボン神宮スタジオで会議をさせて頂きました。50人程の店舗管理者様や幹部、マネージャー様のお話をお伺い出来、とても勉強になりました。

 

私も、皆様の前でお話させて頂きましたが...

コロナ禍でこういった大勢の方々の前でお話する機会が無くなっていたので、久しぶりに緊張しました笑

 

日々コスト管理についてのご連絡と、DXを駆使したオペレーションの活用についてお勧めさせて頂きました。

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美容室に必要なデータ分析とは?

デー分析とは?

こんにちは!

コンサルタントのワタナベです。

美容師という職業は、常に目の前のお客様と、そのお客様を綺麗にするための技術と向き合っている仕事ですね。

その為、デスクワークをする経験が少なく、経営者になるタイミングでもデータ分析や数字が苦手な方も多くいらっしゃいます。

 

しかし、データ分析はサロンを経営していく上でとても重要です。

 

⒈ 美容室経営に何故データ分析が必要なのか?

美容室の集計データ

まず、データ分析とは、データの集計と解析です。

これらは

 

  • おそらくこうであろう
  • 多分このくらいだった

 

という、感覚での予測や結果の回収と、事実とのギャップを埋める事にあります

データの集計と分析で、特に重要なのが現状把握です。自身がおこなった施策の結果がどうだったのかを正しく把握すること。そして、それは経営において重要な意思決定をする際に大いに参考になるはずです。

 

過去データから特に参考にすべきなのは失敗したものや無駄なものです。

故・野村克也氏が言っておりました『勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議の負け無し』という言葉通り、たまたま運が良く売上が上がる事はあっても、たまたま売上が上がらないというものはありません。1店舗での成功データを共有、流用したりする場合は、確実性の高い再現性を持たせる事が重要です。

つまり、過去データ分析の目的は、主に失敗や無駄の洗い出しです。問題解決の手段はデータの中にはありません。

 

現在のマーケティングの主流はデータベースではなく、価値観ベースです。単純な数字の計算だけで改善施策を導き出す事はなかなか難しくなっています。

 

 

⒉ 美容室のデータ分析は、とにかく鮮度が命!

美容室でもデータの活用を!

データ集計、分析において最も重要なのは『鮮度』です。

データというのはどんどん古くなります。状況は刻一刻と変わるので、去年のデータと先月のデータであれば、大抵の場合は先月のデータの方が重要です。

また、経営者の方なら、事業のスピード感や意思決定のタイミングの遅れが命取りになることを良くご存知だち思います。

欲しい時に、欲しいデータがすぐ出るというのが非常に重要です。いくら精度の高い集計データでも、算出に時間がか買ってしまうのであれば価値は下がってしまいます。

 

また、なるべくキャッシュをベースに数字を管理する事も重要です。

〜率、といった数字も重要ではあるんですが、そのパフォーマンスがいくら高くても、特に店舗数が少ないうちは、率計算よリも現金収支の状態の方がよりシビアだと思います。

POSレジなどはコストはかかりますが、キャッシュベースでのデータ集計には再定期です。

コストをかけずにやるとしても、特に重要だと思う数字は、最低でも月単位、できれば日単位ですぐに集計できるオペレージョンが必要です。

 

 

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美容室でもデータ化、資料化の習慣を!

こんにちは!

コンサルタントのワタナベです。

 

私がコンサルティグさせて頂く分野には、オペレーションや基本的なライフハックがあります。

 

オペレーションとは、組織管理、指揮連絡系統の整備など業務効率化

ライフハックはその個人向けと考えて下さい。

これらの業務効率化=時間を生み出す

という事です。

 

⒈ 仕事の10%の時間は探し物

オペレーションとは組織の業務効率化です。簡単に言えば、組織Aと組織Bがあり、同じ成果を挙げたとしても、所要時間が組織Bの

方が短かければ、オペレーションが優秀なのは組織Bとなります。

この様に、オペレーションの最適化は時間を生み出す為に必須であり、時間はキャッシュと同じくらい重要な資産です。

 

業務効率化を目指す時に大体問題に上がるのが『探しモノをする時間』です。

企業は業務の10%を探しモノに使っていると言われています。

 

 

  • あれ?あの書類どこにしまったっけ?
  • この日なんのミーティングだっけ?
  • ○○さんにこれ確認しなきゃ』
  • カルテに書いたはずなんだけど…

 

こういった日常業務中に送るちょっとした探し物の時間や、外注に関する業者のピックアップやミーティングなどの開催場所の手続き、新商材の検討などを探す時間なども含めると、業務時間の10%は何かを探している事になります。

 

こういった探し物は整理整頓しておけば大体は解決できます。

PCにデータ化できるものはなるべくデータ化しておけばすぐ検索できますし、業務の連絡事項は基本オンラインのテキストメッセージで済ませば履歴が残るのでいちいち確認する手間も省けなす。

 

整理整頓と連絡手段の方法を固定するだけで探し物はグッと減ります。

また、それを『誰でもわかりやすい状態』にしておく事が優秀なオペレーションと言えます。

 

 

 

⒉ 美容室経営者の意思決定の速度はオペレーションが深く関わってくる!

特に経営者の方が必要とする探しモノは、大体の場合『何かの意思決定に必要な情報』であり、重要なのは探しているものではなく、探し終えてからの意思決定と言えます。また、意思決定は即断できる事ばかりではなく、時間をかけて悩まなければいけないこともあります。タイミングにより左右される場合もあります。探し物の時間が短ければ短いほど、意思決定に費やせる時間と労力は多くなりまね。

特に、サロンオーナー様とお話していて強く感じるのは『頭の中で描いているビジョンに対して、現実化が遅く、そのギャップにヤキモキする』ことが多い様です。

ビジョンの現実化が時間がかかってしまうのは、もちろん資金面や店舗規模など様々な問題はありますが、単純に、細かい業務スピードが上がれば全体の生産性は上がってきます。業むが効率化されればストレスは減るし、時間も確保できる。オペレーションの最適化と自社の成長速度は比例していきます。

 

 

 

⒊ ミーティングには必ず資料作成をする

資料

 

こういったオペレーションはITサービスやデジタルを駆使するとグッと効率化が図れます。

とは言えど、美容師さんはデジタルに強い方は少ないというか、むしろ苦手な方の方が多いですよね。そういった方に無理矢理使わせるのではなく、まずは管理者以上の役職のついた方から徐々に慣れていきましょう。Googleワークスペースなど、無料で使えるオペレーションに役立てられるツールは沢山あります。

また、ミーティングごとに資料作成は必ずする事をお勧めします。資料作成は、相手に自分の意見がどうすれば伝わりやすいかを考えなければなりません。

美容師さんは、資料作成やプレゼンをする機会が少ないです。接客をするので、コミュニケーション能力は高いのですが、商品やメニューアップの売上は担当者と顧客の関係性や技術の仕上がりに依存している事が多いです。新規開拓の営業職の人の様に『信頼関係のない人に対して商品の良さを伝える』スキルはそんなに高くありません。

資料作成はしている内に自分の思考がまとまっていくという利点があります。

自分の思考を可視化、言語化して整理する習慣をつける事で、やるべき事はより明確になってきます。

個人の業務効率化がある程度できるようになってきたら、組織のオペレーションを組んでいきましょう。

 

 

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美容室の利益率を上げる3つの方法

こんにちは!

コンサルタントの渡部です。

 

 

今日は美容室の収益率を向上させる方法です!

ただ、当たり前ですが『魔法の様な裏技』なんてものはありません。

たまに、コンサルに依頼すれば『魔法の様な裏技』で劇的に収支を改善してくれるのだと思ってらっしゃるクライアントの方もいたりしますが、そんなものはまずありません。

地道に改善を重ねていくのが一番の近道です。

 

1.美容室の利益率を上げたければ、人件費比率を下げる

美容師

 

僕が美容室4大コストと呼んでいるものがあります。

 

  • 地代家賃
  • 人件費
  • 広告費
  • 材料費

 

この4つです。

 

コストが下がれば、利益率は上がりますね。

地代を下げる事は難しいと思いますので、人件費、広告費、材料費を下げて利益率を向上させる事が現実的です。

 

人件費を下げるという言い方だと語弊があるかもしれません。給与を下げたら働いているスタッフの離職リスクも高まります。

前提として、美容室ビジネスにおける最大の投資対象は"箱"と"人"です。

まず箱の立地、広さ、内装でサロンの"格"が決まります。集客力は立地、最大売上はセット面数(つまり広さ)、内装で単価が決まるからです。

その次が人。腕の良いスタイリスト=指名顧客の多いスタイリストを沢山雇用し、離職を防ぐ事が売上を作る一番確実な方法です。

日本人は、『出来ない人を守る給与体系』を好みます。これが悪いとは言いませんが、評価すべき人をきちんと評価し、相応の報酬を渡せる様にする人事評価基準や給与、報酬体系を考えるべきだと思います。

無駄な人件費をカットした資産を、パフォーマンスの高い投資対象、つまり優秀なスタイリストに回す事が長期的な利益率UPにつながります。

 

2. .美容室の利益率を上げたければ、広告費比率を下げる

広告費

 

次は広告費です。

今多くのサロン様がホットペッパービューティを利用していますが、その広告費は安いとは言えませんね。

特に人気エリアほど費用は高くつくので、この辺りは出店時にある程度把握しておいた方が良いと思います。

もちろん、新規顧客の獲得を自社集客で賄えるのが理想ですが、難易度はかなり高めではあります。

そこで、おすすめなのは定番のSNSなのですが、特に20代前半のスタッフに任せるのをお勧めします。サロンのSNSアカウントは

必要ありません。スタッフ自身が勤務時間にSNSを使う時間を確保してあげるだけで十分です。SNSは我々の様なおじさん(笑)がやるより、デジタルネイティブな世代に任せましょう。そこで集客が取れてきたら、比率は下がりますし、広告費を下げることもできるはずです。

 

 

3. 美容室の利益率を上げたければ、材料費比率を下げる

 

さて、人件費、広告費ときて最後は材料費です。材料費はコストを一番コントロールしやすく、比較的、施策を打ってから短期で成果を上げやすい部門です。

しかし、単に節約するのではなく、無駄なコストを省く=利益率の低いメニューもしくは商材 について改善を考えるのが材料費の管理です。

コンサルティングをしていく中で、8割以上のサロン様が『メニュー利益率の正しい算出の仕方』を理解していませんでした。

こちらには明確な公式があり、利益計算の量も多くなるので私が代行することがほとんどですが、サロンオーナー様が把握していた利益率よりも10%〜15%も実際の利益率が低いケースが多いです。この改善は地味な作業ではありますが、毎月計算することをお勧めしています。

 

 

以上、美容室の利益率をあげる3つの方法でした。

 

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美容室のスタッフ教育に必要なたったひとつの方法。

こんにちは!

コンサルタントの渡部です。

 

現在、サロン様の幹部教育のお仕事を請け負っています。

社内用の資料作成から、基本的なライフハックなどを含めたコンサルティングです。

こういった案件を受ける度、教育というものについて深く考えます。

美容室ビジネスの教育というテーマにおいて、私自身、永く関わってきていますが、最近ひとつの答えを見出せました。

 

大抵の人は、自力では成長できない

 

大抵の人は、自力では成長できないと私は考えています。

多くの美容師の方は、新卒で入社し、カリキュラムをこなし技術者になり、経験を積み、一人前になります。

この場合、その場を提供しているのが、経営者であるサロンオーナー様ですね。

こうして成長していき、売れっ子のスタイリストになり、会社内で優秀な業績を収めたとします。

これはもちろん本人の努力も大きいですが、そういった人が必ずしも良い経営者や良い指導者になるかといったらそうではありません。名選手=名監督ではないというのはその通りだと思います。

与えられた環境で自分がどれくらい成長できるかと、自分を含めた誰かを成長させられるというスキルは全く別物だという事ですね。

 

しかし、多くの人はこの違いに気づかずに、自身の成長が自分の努力によるところが大きいと考えがちです。そして上司はその間違いに気づかせる為に『成長させてくれる環境に感謝しなさい』みたいな事を言う方も多くいます。しかし、この言い方では”感謝すること”に視点がいってしまいがちです。

重要なのは”感謝”する事ではなく”区別”する事です。

 

顧客がある程度ついてきたり、管理職になったりと、ひとしきり成長を終えると、自分を成長させてくれる環境が減っていきます。分かり易く言うと、営業中いちいち文句を言ってくるお節介な先輩や、定期的に嫌々行かされる講習会、意味不明に課せられるノルマなどですね(笑)

ある程度キャリアを積むことで、こういった機会も減っていきます。僕の印象では、大体30歳を境に、ある程度の事を自主性に任されるイメージです。

そして意外な事に、30歳を過ぎても管理職についている人なら成長しているかというと、案外そんなことも無かったりします。

役職を持っていようがいまいが、年齢と共に自分に働く外部からの『成長しろ!』という圧力は弱まります。

 

結局、何が言いたいかというと

目の前の仕事をこなしているだけでは成長できない時期が誰しも必ず来る

ということです。

 

 

 

美容師として成長するには”見る目”を養う事





私が請け負っている幹部教育のコンサルティングでは社内向けの資料作成やオペレーションの方法から、価値観、美意識といった精神性のコンサルティングまで実施しています。

 

私はクライアントオーナー様から依頼されたタスクやプロジェクトを通して幹部の方のスキルアップをサポートするのですが、大抵はまず自分で一からやってもらいます。

 

そして、成果物が仕上がった時点で私が『お手本』を見せます。

次に、『お手本』のクオリティを目覚してもう一度やり直してもらいます。

 

そうすると大抵の場合、1回目よりも2回目の成長の方が大きくなります。

 

私が伝えたのは『クオリティの高いものをつくる方法』ではなく、『目指すべきクオリティ』です。

 

私は、大半の人の能力に、そこまで差があるとは思いません。

そこに差が生まれる理由は『目指すべきクオリティ』の差だけだと思っています。

例えば、個人売上100万を目指す人と500万を目指す人ではやらなければならない事、習得しなければならないスキルに大きな差があると思います。

仮に、500万達成したとしたら、それはその人に能力や才能があるのではなく、『500万を目指したから』が大きな要因だと思います。

 

しかし、売上は数字の大小ですぐ分かりますが、数字では表されないクオリティの高さも沢山あります。

例えば『カッコいい、可愛い』といった感性的なものは良し悪しがわかりづらかったりしますよね。

つまり、成長する為には『クオリティの高いもの』を目指す必要があるのですが、『クオリティの高いものを判断する目』が不可欠です。

 

見る目を養う という言葉通り、クオリティの高いものを判断する力をつける事が成長への近道です。質の高いものの中に身を置ける環境を作るのが、最高の教育だと私は考えています。

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