美容室に必要なデータ分析とは?
こんにちは!
コンサルタントのワタナベです。
美容師という職業は、常に目の前のお客様と、そのお客様を綺麗にするための技術と向き合っている仕事ですね。
その為、デスクワークをする経験が少なく、経営者になるタイミングでもデータ分析や数字が苦手な方も多くいらっしゃいます。
しかし、データ分析はサロンを経営していく上でとても重要です。
⒈ 美容室経営に何故データ分析が必要なのか?
まず、データ分析とは、データの集計と解析です。これらは
- おそらくこうであろう
- 多分このくらいだった
という、感覚での予測や結果の回収と、事実とのギャップを埋める事にあります
データの集計と分析で、特に重要なのが現状把握です。自身がおこなった施策の結果がどうだったのかを正しく把握すること。そして、それは経営において重要な意思決定をする際に大いに参考になるはずです。
過去データから特に参考にすべきなのは失敗したものや無駄なものです。
故・野村克也氏が言っておりました『勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議の負け無し』という言葉通り、たまたま運が良く売上が上がる事はあっても、たまたま売上が上がらないというものはありません。1店舗での成功データを共有、流用したりする場合は、確実性の高い再現性を持たせる事が重要です。
つまり、過去データ分析の目的は、主に失敗や無駄の洗い出しです。問題解決の手段はデータの中にはありません。
現在のマーケティングの主流はデータベースではなく、価値観ベースです。単純な数字の計算だけで改善施策を導き出す事はなかなか難しくなっています。
⒉ 美容室のデータ分析は、とにかく鮮度が命!
データ集計、分析において最も重要なのは『鮮度』です。
データというのはどんどん古くなります。状況は刻一刻と変わるので、去年のデータと先月のデータであれば、大抵の場合は先月のデータの方が重要です。
また、経営者の方なら、事業のスピード感や意思決定のタイミングの遅れが命取りになることを良くご存知だち思います。
欲しい時に、欲しいデータがすぐ出るというのが非常に重要です。いくら精度の高い集計データでも、算出に時間がか買ってしまうのであれば価値は下がってしまいます。
また、なるべくキャッシュをベースに数字を管理する事も重要です。
〜率、といった数字も重要ではあるんですが、そのパフォーマンスがいくら高くても、特に店舗数が少ないうちは、率計算よリも現金収支の状態の方がよりシビアだと思います。
POSレジなどはコストはかかりますが、キャッシュベースでのデータ集計には最適です。
コストをかけずにやるとしても、特に重要だと思う数字は、最低でも月単位、できれば日単位ですぐに集計できるオペレージョンが必要です。
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