美容室・サロンコンサル/ワタナベタツヤのblog

ワタナベタツヤ/サロンコンサルタント・現役フリーランス美容師のブログ。

美容師が独立を目指すのは何故?

 

 

こんにちは!
Wataです(^^)

 

美容師で特に男性美容師さんはみな個人独立
を目指しますが一体何故なんでしょうか?

 

今日は美容師のキャリアとビジネスについて

本気で考えてみましょう!

 

Ⅰ.美容師は独立以外のキャリアを知らない。

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美容学校を卒業し夢と希望を持って美容師に
なり必死に練習をし技術を磨きスタイリスト
になり、、、知識と経験を得て役職がつく人
もいるでしょう。

 

その後は企業幹部やFCオーナー、もしくは個

人独立。

 

大半の人がこういったキャリアを目指し、経

験しています。

 

僕はこのブログで以前もこのキャリアについ
て疑問を投げかけてきました。

 

美容師という職業の選択肢と可能性があまりにも狭すぎるのではないか?と。

 

僕もこういった美容師として当たり前のキャ
リアを積み重ねてきました。

美容学校卒業後には都内某有名店に勤め、一

年半程でついていけなくなり退職。

半年間、母校の美容学校教員を経てヘッドハ

ンティング等を経て個人店、大型チェーン店
、中小規模店、、、そして業務委託サロンで
フリーランスになりました。

 

大型チェーン店と中小規模店では管理職を経
験し、特に中小規模店では会社幹部としてマ

ネジメントやマーケティングを勉強し、担当
しておりました。

 

結果的に経営方針の食い違いで離職しました
が、僕はそこで美容師としてのキャリアを締
めくくるつもりでいたし会社を大きくしたい
と心から思っていました、、、、結果的には
離職を選択する事になり、だったらフリーラ
ンスでやってみよう、と。

 

会社幹部時代は売上ランキングも4店舗内で
ずっと一位でしたし、マネジメントについて
も勉強し自信はありましたが、自分の今まで
の実績や経験、勉強したマネジメントについ
ての知識からこの先自分がさらに努力をし、
個人で独立をしたら10年後にはどうなってい
るか?

 

それが見えなかった時代は希望、夢、憧れに
満ちていましたがそれが見えてきた時に

 

リスクを背負ってまでやる程なもんじゃあないな。

 

そう思いました。

色々な計算の上、自分がおそらくどのくらい
の成功をどのくらいの期間で収められるかが
見えた時に一番ネックになったのは健康面で
した。

 

自分は身体があまり強くなく、パフォーマン

スが体調に左右される事が多くなりはじめた
時にサロンワークのみで生計を立てていくの
はベストではないな。と。

 

しかし、せっかく身につけたサロン運営のノ
ウハウをこのままにしては勿体無いし、何よ
り同じ様な不安を抱えている方の力になりた
いといった想いからコンサルティングのビジ

を始めました。

 

なので、僕のコンサルティングはサロンの売
上やあなた個人の売上を上げる事からスター

トし、最終的にはサロンワーク以外の売上を
作るご提案をさせて頂く事にあります。

 

具体的な方法はここでは公表出来ませんが、
今後美容師としての新しいキャリアを築く為
のご提案を考えています。

 

美容師としてのキャリアが独立や会社幹部し
かなく、サロンワークの収入以外に道がない
というのはこの先の美容師の在り方を左右し

かねません。

 

Ⅱ.美容師のキャリアプラン二ング

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美容師のキャリアプランについて本気で考え
なければいけない時代が来ています。

 

インターネットで電子書籍や通販サイトが普
及し、本屋がどんどん潰れていったのは知っ
ていますか?

 

しかし、これは厳密に言うとちょっと違いま
す。

 

本屋というのはそこら中にあるものではなか
ったし、本は勝手に値下げしたり出来ないも
のだったので価格競争もなかったんです。

だから本屋は経営というものがありませんで
した。極端に言えば本を置いとくだけでよか
ったんです。

 

つまり、本屋はインターネットのやネットシ

ョップの出現により経営戦略を立てなければ
ならなかったのが今までそんな事をやった事
が無かったから何も出来ず潰れていったとい
う事です。

 

美容室もそう変わりません。

 

昔は今ほど美容室も多くなく、単価も高く、
ちょっとチラシをすればお客さんが来てくれ
ましたが今は違います。

ネット上の集客合戦は過密していますし、価
格競争も激化しています。

 

昔のビジネスモデルをそのまま流用していて
は経営は困難です。

 

今一人経営のサロンが増えているのはまさし
くそういった理由でしょう。

 

指名のお客様をつけて自分一人で独立すれば
、とりあえずは安心どうにかやっていける。
。。

 

どうにかやっていける、くらいの生活の為にわざわざ独立を選ぶなんてどうかしている


と思ってしまいます。

しかも、一人でやっていくなら長期休みも考

えてしまいますし体調も崩せません。

経験した事がある人はわかるかもしれません
が、

一人営業ってけっこうメンタルやられます。

慣れかもしれませんが、、、やはり仲間がい
る環境というのは恵まれています。

 

 

 

Ⅲ.美容師は時間的自由を手に入れるべき。

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先ほど僕はどうにかやっていけるくらいの収
入しか入らない独立に意味はないと言いまし
たが、収入が少なくとも意味がある独立があ
ります。

 

それは時間的自由を手に入れる事です。

 

あなたが独立する事で雇われの時より自由な
タイムスケジュールで動けているならそれは
いい独立と言えるでしょう。

そして勤務時間を短縮出来ているのならより
生産性はあがっており、有意義な独立になり
ます。

 

収益と時間は切り離して考えてはいけません

 

なので僕は一人経営している方は特に、週休
2日以上が最低条件だと考えています。
むしろ10日は休みたいです。

 

一人経営では週休2日が最低条件な理由

  • 体調を考慮する

  • 顧客管理がしやすい

  • 業務量が少ない

一番の理由は健康です。
絶対にこのケアはしなければなりません。


一人経営の一番のデメリットは一人なことで
たり、一番のメリットもまた一人なことなん
です。

 

一人の分、業務量は少ないし顧客管理がしや
すいので予約をコントロールできます。
つまり休みを増やしやすい。

 

考えてみて下さい。

 

1日5万売上れば20日勤務で100万売上られ
ます。

少なくとも、売上100万では自分の生活が困

窮する様な経営は辞めましょう。

とりあえず100万やれば手元に25〜30万は必
ず残る経営にして下さい。

もし手元に25万しか残らなくてもあなたが週
3日休んでいたら全然OKだと思います。

 

そしてその空いた時間に新しい知識をつけて
別のビジネスを始めればいいのです。

美容師だからといってサロンワークだけで稼
ぐなんて今の時代あり得ません。

 

おそらく商材の進化でこの先技術はどんどん
いらなくなります。

必要なのは知識とアイディアであり、あなた
には指名客という自分のファンもいます。

ファンがいるというのは他にない強みです。

 

美容師には様々な可能性があり、美容師とし
てのサロンワーク以外の収益をあげるビジネ
スモデルの構築こそが次世代を生き残る美容

師になるはずです。

 

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