美容室・サロンコンサル/ワタナベタツヤのblog

ワタナベタツヤ/サロンコンサルタント・現役フリーランス美容師のブログ。

美容師の差別化に必要なコンセプト&プロモーション

こんにちは!
Wataです(^^)

 

現在美容業界は深刻な問題を抱えています
ね。

賃金を含めた労働環境、人材育成、価格競争
、、、

 

そういった問題により、個人での独立開業は
かなり苦しくなっています。

特にチェーン店との価格競争には参加出来ず
、個人店は他店との差別化による高単価を狙

っているサロンがほとんどです。

 

今日はサロンの差別化についてクローズアッ
プしましょう!

 

 

Ⅰ.美容室の差別化は出来ない。

f:id:watabiyou:20171020161925j:plain

 

端的に言うと、

 

美容室の差別化は出来ません。

 

理由は、インターネットやSNSが発達した現
在では差別化をしたものはあっとい間に合広
まり周りがそれを真似していきすぐにオリジ

ナルでは無くなるからです。

 

スマホなんかが分かりやすいですよね。

多分、何を買っても正直大差ないでしょう。

なので、差別化はあきらましょう、、、

 

と、言ってしまったらそれまでなので実際に
差別化が成功しているサロンや美容師さんの
共通点をご説明しましょう。

 

それはたったひとつ。

 

プロモーション能力です。

 

ハッキリ言って今までなかった画期的なサー
ビスなんてものはありません。
(厳密に言うと画期的なサービスを行う事は出

来ますが通常のサロンワークでの考え方と少
し違った形になるのでそれについてはまたの
機会にお話します)

 

昔は差別化が簡単でした。
インターネットが普及する前は閉鎖的なコミ
ュ二ティの中での競争で、宣伝の手段は口コ
ミかチラシだけだったので。

 

しかし、インターネットの普及が情報による
広告戦を加速させ、交通網の発達がお客さん
の行動範囲を広げた為商圏が広がりました。

 

昔は最寄り駅近辺にないサービスを考えれば
それで差別化出来ましたが、今はインターネ
ットがありお客様の情報網は段違いに広がっ
ています。

 

情報が溢れている為、差別化出来ないわけで
す。

そんな中でも差別化出来ているサロンや美容

師さんは

 

他でもやっている従来の技術やサービスに付
加価値やオリジナルティを感じさせる”魅せ方
”が上手いんです。

 

それがプロモーション能力です。

よく言うミュージシャンのプロモーションビ
デオというのは音楽を宣伝する為の映像であ
り、その音楽やミュージシャンの魅力を引き
立たせる映像です。

それと同じ様に、ネットの集客マーケティン

グもそのサロンの魅力をいかに引き立たせる
かのプロモーションが大事になっています。

 

SNSはそういったプロモーションのツールで
もあり、差別化に成功しているサロンさんや
美容師さんは絶対と言っていい程ホームペー

ジやブログ、インスタグラム等に力を入れて
います。

 

ホットペッパー等の集客サイト以外にホーム
ページを持っている理由は差別化の為のプロ
モーション活動にあるからです。

 

ホットペッパーは同じレイアウトの中でサロ

ン情報がズラリと並び、余程ニッチなキーワ
ード以外な目を惹くのは価格や立地になって
きます。

 

差別化を成功させるには今までにない画期的

なサービスを考えるの気持ちは大事ですが、
何よりお客様の目を惹くプロモーションを考
えるのは何より大事です。

 

例えば、カラー剤ひとつにしてもそれは言え
ます。

僕はフィヨーレのカラー剤を使っていますが
、このカラー剤の単価は他社製品の2/3と格

安です。

発色はいいんですが、使い勝手がかなり悪い
です笑。


美容師の技術力が大きく出るカラー剤ですね

それ以外は正直そんなに特徴はないんですが
、他社製品よりしみにくいのはメリットです。

 

でも、”しみない”んではなく”しみにくい”だけ
です。

差別化には程遠いししみない保護オイルなん
かの処理等はどこもやっています。

 

しかし、フィヨーレには15種類の植物エキス
が配合されておりこの植物エキスにベタイン
という刺激緩和剤が含まれているのでしみづ
らくなっています。

だけど、ヘナや漢方カラーではなくただの酸
化染料です。

けっこう中途半端な商材ですが、こういった
カラー剤もプロモーション次第で十分差別化
を図れます。

 

15種類の植物ハーブを配合してます。と、一
言添えるだけでもお客様からの印象は全然ち
がうはずです。

カラーカップを木製にして店内を植物で飾る
等プロモーションをすればより効果があがり
ます。

そこに植物アロマの香りを選べるディフュー
ザーを置くなども効果的です。

こういった植物性、オーガニック、肌に優し
い等の打ち出しをしているサロンは沢山あり
ますが、大事なのはの打ち出しが他のサロン
と完全に差別化されているかよりも

 

サロンコンセプトのプロモーションがきちん

と出来ているか?

 

それが大事です。

 

つまり差別化されているかどうかよりも差別
化されているように見えるか。

 

いくらこだわりを持っていてもお客さんに伝
わらなかったら意味がありません。

 

Ⅱ.美容師、美容室のコンセプトとターゲットを明確に!

 

f:id:watabiyou:20171029002838j:plain

 

プロモーションとマーケティングに必要なの
はまずあなたもしくはあなたのサロンのコン
セプトです。

あなたやあなたのサロンのコンセプトを明確
にする必要があるのは何故か?

 

それはあなたやあなたのサロンのターゲット
を明確にする事にあります。

 

ターゲット客を明確にするため、立地や人口
統計、性別年代やライフスタイル、趣味嗜好
を分けてターゲット客を明確にするマーケテ
ィング手法の一つとしてセグメンテーション
というものがあるのはご存知ですか?

 

セグメンテーションをして、ターゲット客を
明確に具体化しそこにコンセプトを照らし合

わせることでなんとなくのターゲット客をに

合わせたマーケティングを練る事ができます

 

その為にはまずはあなたやあなたのサロンの
コンセプトを明確にしなければなりません。

 

その際に2つの側面からコンセプトを構築す
ることをオススメします。

 

それは、、、

 

サロンの2つのコンセプト

  1. スタッフ目線のサロンコンセプト(個人一人の
    場合はあなたの働き方のコンセプト
  2. お客様目線のサロンコンセプト

この2つです。

 

働く側、とお客様側両方を考えてそれを合わ

せた時初めて自分のサロンや自分のコンセプ

トが決まります。

 

僕としては、まずはサロンや自分のコンセプ

トを先に決める事をオススメします。

 

何故かというと、お客様目線のコンセプトか
ら決めてしまうとその理想を追求する為に自

分や働く側のコンセプトを圧迫する事が多い
からです。

 

例えばあなたが最先端デザインを強く推すよ
うなお客様目線のコンセプトを先に決めると
働く側は勉強会や情報収集などに忙殺される
事になりますし、最新技術を手に入れる為の

材料費の圧迫などが起こりやすくなりますが

働く側のコンセプトを先に決めておくとより
リアリティのある経営ベースのお客様側のコ

ンセプトを設定しやすいからです。

 

ここで大事なのは

 

コンセプトは絶対にブレさせない。

 

経営していく中で何があっても絶対にコンセ
プトはブレてはいきません。

 

物事を判断する時に人間は必ずものさしで測

ります。

そのものさしとは、モラルや道徳だったり環

境や多数派の意見だったりする訳です。

 

経営において、何があっても必ずブレないも
のさしは必ず必要になってきます。

 

集客、売上、給与、人間関係、、、

 

全ての大きな基準になるものさしがサロンコンセプトです。

 

 

 

 

 

友だち追加

 もしくは

LINE@ ID→ @mgx5020n


から!