叫ばれるデザイン経営、美容師の示すシェアードバリューとは?
こんにちは!wataです(^^)
デザイン経営という言葉をご存知ですか?
このデザイン経営こそがあなたのサロンやあなたの美容師生活を左右します!
Ⅰ.デザイン経営は世界的なトレンドであり美容師には特に必須!
デザイン経営には様々な解釈がありますが、一般的には『デザイナーのクリエイティビティを経営に活かす』といった解釈ではないでしょうか。アップルはその代表的企業ですね。
しかし、私の噛み砕いた解釈から簡単に言うと
『何の為に美容師(美容室)をやっているか』
がきちんと答えられるかられないか。
あなたはそれをすぐに答えられなければならないし、あなたがもしサロンオーナーならあなたのサロンのスタッフ全員があなたのその答えを言えなければなりません。
この問いの答えを即答できる人って以外と少ないんですよね。
お客さんの為とかみんなの未来の為とかはもちろんなんですが、より具体的な企業理念、コンセプトといったものは不可欠です。
僕の例であげれば "人のセルフアウェアネスを最大化させるヘアをデザインする" といったコンセプトを持っています。
実はこのコンセプトは正直まだ構築途中であり、細部は変わる可能性はありますが伝えたい想いの大筋は変わることはありません。
コンセプトを言語化した時に最適なワードはまだ煮詰める余地があると思っています。
僕は人の生き方に長期的かつ高頻度に定期的に関われる数少ない仕事が美容師だと思っています。
僕はその可能性に最大限までアプローチ出来る美容師でありたい
そう思っています。
現代、世の中はモノで溢れています。
もう我々には日常で困るような事はほぼありません。
つまり、利便性は魅力にはなりづらいということです。人々が求めているのは
そのモノを所有する "意味"
なにかをする "意味"
"意味" を求めています。
利益を追求するためだけの活動はお客様もスタッフもついてきません。
だから
『何の為に美容師(美容室)をやっているか』
が、必要なのです。
この考え方は
クリエイティング・シェアード・バリュー(CSV) →企業のコンセプトへの共感、賛同
と呼ばれています。
顧客はあなたの技術や人柄はもちろんですが、あなたが何故美容師(美容室)をやっているのか、その理由に賛同し共感、支持してくれた時本当の意味でのあなたのロイヤルカスタマーとなります。
Ⅱ. 何故美容師をやっているのか?を導くセルフアウェアネス
今の時代、人々は消費活動にも“意味”を求めています。
見た目がいい、機能がいい。それだけでは人の心が動かせないくらい我々の日常は潤っています。
ブルーシートバッグを知っていますか?
これは熊本地震の際、被災地復旧の為使われた大量のブルーシートの処理に困ったところ、リサイクルしてバッグを作り売ってみたら飛ぶように売れた…これがブルーシートバッグです。
勿論、売上は義援金として熊本に送られます。
現代の特に日本のような国では明日死ぬほど困るような事はほとんどありません。
こういった世の中では、便利さや性能は昔ほどの価値を持たなくなっています。見た目も良い訳ではなく、機能がいいわけでもないブルーシートバッグが売れるのは
ブルーシートバッグを買うことで自分が社会に貢献できる、またはブルーシートバッグを作った人達が『何の為にブルーシートバッグを作ったのか?』この答えに賛同しているから買うのです。
勿論、機能性やデザインをないがしろにしていいとは思っていません。
我々美容師はむしろそこで勝負している分野でもあるので、外面的な美も価値あるモノだと思っています。
しかし、あなたのお客様にとってあなたが『何の為に美容師(美容室)をやっているか』は機能性やデザインと同じ位重要であり、むしろあなたが『何の為に美容師(美容室)をやっているか』はあなたの造るヘアデザインに表れるはずです。
あなたがもし『何の為に美容師(美容室)をやっているか』がわからないのであればその答えを探さなければいけません。
その方法がセルフアウェアネス=内省です。
セルフアウェアネスとは自分と向き合い自分について深く考えることを指します。
これは決してスピリチュアルな話ではなく、人生を豊かにする為の技術であり理論です。哲学に近いものですが、哲学も文字通り学問なのです。
セルフアウェアネスを進めるにあたって必要な投資は、お金はほぼ掛かりません。
しかし、絶対的に必要なのは時間です。
自分と向き合う時間をしっかり取ることがセルフアウェアネスへの第一歩です。
これはセルフアウェアネスに限らず、あなたが新しいビジネスを始めたりプライベートを充実させたいと考えたとしても時間を生み出すことについて本気で考え行動しないと手に入らないでしょう。
まずは自分のワークライフバランスを構築すべきです。
↓↓美容師の働き方についての過去記事↓↓
こちらの記事は是非読んで欲しいです。
セルフアウェアネスについてnoteも執筆しています
こちらも併せて読んで頂きたい。
時間を生み出すにはどうすればいいか?
これについてはまたブログかnoteでより詳しく書いていきます。
あなたが何の為に美容師(美容室)をやっているか』その答えを僕も知りたいです!
今日はこの辺で!ノ゛